受講生の声(新大卒)

自らの可能性を広げる 逆藤 充宏さん(2015年度入学)

なぜHMBAに進学されたのでしょうか

私は学部時代に商学部に在籍し、産学連携型の実践科目や製品開発の大会などを経験してきました。その経験の中で自分の力不足を感じ、社会人になる前に一度、体系的に理論を学んで、それを現実に応用するトレーニングを積みたいと思い、大学院進学を考えました。

数ある大学院の中で、HMBAを志望した理由は2つあります。1つは、古典講読などを通じて、基礎的なリテラシーの養成を掲げていたからです。自分の意見を分かりやすく人に伝えられるようになりたいとも思っていたため、学生にリテラシーをしっかりと身につけさせるという方針に魅力を感じました。

もう1つは、理論一辺倒でもケース一辺倒でもなく、「理論と現実の相互作用」を掲げていたからです。学部時代のゼミの先生に「書を持って街へ出よ」ということを常々言われていたため、理論と実践の両面から学びを深める方針に魅力を感じました。

入学後はどのようなことを学んできましたか

入学の時点で、1年目は基礎理論を中心に学び、2年目にそれを活かせるような実践よりの科目を中心に学ぼうと考えていました。そのため1年目は、経営戦略や経営組織、財務会計や企業財務などのコア科目を中心に学びました。ただし、完全に理論だけに依ることは避け、サービスマネジメントやシナリオプランニングといった実践よりの選択科目も部分的に履修しました。多くの科目でレクチャーを聞くだけでなく、レポートの作成やグループワーク、プレゼンテーションなどが課され、上辺だけの理論の話で終わらないようにする仕組みが整っていると実感しました。

また、志望動機にもなった古典講読では、社会心理学と社会学の本を扱い、難解な文章を読み解き、それを他者に分かりやすく伝える文章にまとめるレポートが毎週課されました。この経験を通じて、単に読解力や文章力が高まるだけでなく、論理的思考力も鍛えられたと思います。なぜなら、他者に分かりやすい文章にすることを意識したことで、どのような論理構成にすれば伝わりやすいかということも自然と意識するようになったからです。

以上のように、理論だけでなく、それを現実にあてはめるとどうなるかということを学んだとともに、プレゼンテーション能力や論理的思考力なども鍛えることができました。

HMBAのプログラムを通じて、自分がどのように変わったと思いますか

HMBAに入学してから、私は大きく3つ変わったことがあると思います。

1つ目は、議論する時に、論理性をより強く意識するようになったことです。グループワークで意見を主張する場合、メンバーが疑問を持てば、当然のように「それはなぜ?」という質問が飛んできます。こうした経験を通じて、ただの思いつきではなく、なぜ自分がそのように考えたのかを説得力を持って語れるようになってきたと思います。

2つ目は、考えの幅が広がったということです。HMBAには、私のような新卒だけでなく、社会人や留学生の方が多数在籍されています。さらに、どの方も様々な興味深い経験を持ち、独特の考えを持っています。そうした人たちと交流することで、自分にとって思いもよらないような意見を聞き、新しい発見がたくさんありました。

3つ目は、自分自身で可能性を狭めないようになったことです。この1年を経て、期待以上の成長を感じているとともに、かつての自分が、その時点の能力に囚われて自分から可能性を狭めていたと感じました。このことから、自分で可能性を狭めることのもったいなさを感じるようになりました。

現時点でどのようなキャリアプランを描いていますか

逆藤 充宏さん(2015年度入学)

漠然とはしていますが、HMBAでの学びを通じて物事を論理的に組み上げていくことに面白さとやりがいを感じ、そうしたことを仕事にしたいと考えるようになりました。そこで学んだことを活かして、他者の持つアイデアや信念を経営の立場からサポートし、具現化することを通じて社会に貢献できればと思っています。

また、HMBAには起業を志している方や、既に自分で会社を経営している方もいます。そうした方々の話は、将来のキャリアを考える上でも大きな刺激になっています。

(2016年2月29日)

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